リビング階段のメリット・デメリット


2018/06/28

間取りを考える上で大切なポイントとなる「階段」。階段の位置次第で間取りはガラッと変わります。この「階段」で迷うのは、リビングに設けるか玄関や廊下から使えるようにするか、ということ。
階段位置を検討するには、これには今までのライフスタイルやこれからどんな風に暮らしたいかということが大きく関わってくるので、家族でよく話し合っておく必要があります。
今回は、階段位置を決めるために考えて置きたいこと、チェックしておきたいことについて考えてみたいと思います。

 

目次
・ライフスタイルで変わる階段位置
・リビング(LDK)階段のメリット・デメリット
・階段のデザインで変わる空間イメージ

ライフスタイルで変わる階段位置

雑誌などに掲載されている家の階段はリビング(LDK)から、鉄骨やアルミのオープン階段が目立ちます。いわゆる「魅せる階段」。リビング(LDK)からの階段だからこそ、デザイン性にもこだわりたいですよね。

 

オープン階段の対極にあるのが、玄関ホールや廊下などからの階段。

 

階段の位置・デザインは、自分が今まで過ごしてきた住まいが大きく影響したりします。例えば、その代表格が生まれてから独立するまで過ごした“実家”。

この実家が2階建てだった場合、生活している中で自分がどんなことを感じたか、ということがヒントになります。

 

ちょっと思い返してみてください。

リビング(LDK)からの階段だと、1階のテレビや音楽の音、料理の匂いが伝わりやすくなります。また、2階に行くにはどうしてもそこを通らないといけないので、来客があるときなど、入浴後にパジャマや楽な格好で通るのはちょっと恥ずかしかしかったりします。

 

リビング(LDK)からの階段が定番となりつつある理由のひとつに、子どもたちとのコミュニケーションが取りやすくなるから・・・ということがよく云われますが、これにはあまり関係がないという研究結果もあるようです。

そもそも、家族のコミュニケーション問題は、少なからず間取りや階段のせいではないですよね・・・。コミュニケーションが取りやすい位置に階段があったとしても、実際にコミュニケーションが多く取れてうまくいくか否かは、それ以前の家族の関係性によってしまいます。

 

しかし逆に、自分の実家が玄関からの階段で不便だと感じたことがあるから自分が建てる家ではリビング(LDK)からの階段にしたい、という場合もあると思います。

 

ただ単にリビング(LDK)階段の方が格好いいから、リビングにあった方がよさそうだから・・・と簡単に考えただけだと、実際に暮らしてみてから「やめればよかった・・・」ということにもなりかねません。

 

階段は外壁や室内の壁の色を変えたりするように、飽きたら位置を変えればいい・・・とはいきません。だからきちんと自分たちのライフスタイルを見つめ直す必要があるのです。

 

今までの生活を振り返ったり、新しい家の暮らしを想像したり、じっくり考えてみて下さい。

 

リビング(LDK)階段のメリット・デメリット

一般的にリビング階段のメリット・デメリットは以下のようなことが考えられます。

【メリット】
○ 階段のデザインを楽しめる
○ 家族のコミュニケーションが取りやすい(子供と顔を合わせやすい)
○ 吹き抜けとの相性が良い
○ 階段のデザイン次第で階段下を有効活用できる

 

【デメリット】
× 冷暖房効率が良くない
× 1・2階の生活音が伝わりやすい
× 調理時の匂いが流れてしまう
× 来客時に気を使う

★対策
空調への対策→ロールスクリーンやドアを設ける
生活音への対策→吹き抜けにしない
調理時の匂い対策→キッチン設備の位置を検討

 

 

メリット・デメリットはそれぞれ。デメリットへの対策もいろいろとあります。

 

しかし、デメリットへの無理な対策をしてまで、リビング(LDK)に階段を設ける必要があるのか?ということも同時に検討することも忘れないでください!

 

階段のデザインで変わる空間イメージ

階段のデザインについては以前の記事でも取り上げたことがありました。(「空間を華やかにする階段デザイン」家づくりNavi記事より)。

リビング(LDK)からの階段にした場合、そのデザインで空間のイメージが大きく変わります。また予算との兼ね合いもあるので、コストやデザインのバランスをみて取り入れてみましょう!

 

 

こちらも合わせてご覧下さい

空間を華やかにする階段デザイン
インテリアと空間デザインからはじめる家づくり
「家づくり」は「空間づくり」

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