【キッチン特集②】自分にあったキッチン空間の選び方


2018/03/22

「好き」をカタチにする家づくり シリーズ①

「料理しやすく片づけしやすいキッチンにしたい。」「友達を招いてパーティーを開きたい。」「家族みんなで和める場所にしたい。」など、ライフスタイルや求めるもの(機能性・デザイン性等)が違えば、キッチンのあり方にも違いがでます。
どんなキッチンが良いのか、最新機能やデザイン性だけを見て決めるのではなく、キッチンをどんな場としたいのか自分たちの暮らし方を振り返って、またこれからどんな風に暮らしていきたいのかも考えつつ選ぶことが、使いやすいキッチンを手に入れるポイントになります。

 

 

キッチンのカタチとレイアウト

 

新しいマイホームではキッチンをどう使いたいのか、どんなふうに暮らしたいのかをイメージしてみてください。イメージした暮らしにはどんなキッチンが似合いそうですか?まずは、どんなキッチンの形が良いのかを知り、どんな間取り(レイアウト)が理想的かといった順番で考えていくと、求めているものに辿り着く近道になるかもしれませんね。

 

【キッチンの形状】
キッチンの形状は大きく以下の6つに別れます。それぞれ使い勝手や間取りに与える影響も違います。

 

【I型】
シンクとコンロが一列の真っ直ぐな配置
すぐに手が届く範囲にあるので調理しやすいのが特徴。

 

【Ⅱ型】
洗い場と調理場を2つに分けた形状
シンクとコンロが両側に分かれているので二三人での調理も可能。

 

【L字型】
コーナーを使ったL字型
コーナー部分があるのでワークトップを広く使え、ミキサーや炊飯器などの家電を置ける。

 

【U時型】
コーナー2つを使ったL字型よりも大型
調理スペースだけでなくワークトップの一部を軽食用カウンターにもできるゆとりのあるキッチン。

 

【アイランド型】(島)壁に面せず独立した形状
キッチン自体が部屋の壁に接していないので、キッチンを囲みながらみんなで料理や食事ができる。

 

【ペニンシュラ型】
(半島)アイランド型の片面を壁に着けた形状
アイランド型にする際にはある程度広さが必要になりますが、ペニンシュラ型は一面を壁につけるスタイルなので、アイランド型の開放感を保ちつつ間取りに取入れることができる。

 

 

 

自分の体型にあった作業高さを知る

キッチンカウンターや背面収納は、形やデザイン性だけでなく実際に立って作業をする際の高さ設定も重要。自分の身長にあった高さにしてより快適に使えるようにしておきましょう。

system_img_02

参考:http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/hint/system/

 

 

プランニングスタイル

imasia_1579602_L

とある調査では「理想的なキッチン形状」1位はセミオープン、2位セミクローズド、3位アイランドでした。

1位にセミオープンキッチンが選ばれた理由としては”開放感は欲しいけれど、キッチンは生活感が出てしまう部分でもあるので適度に隠したい”ということからなのだと思います。

 

キッチンは調理過程で必要になるものの出し入れが多くなるので、忙しいとどうしても片付けが回らない部分でもあります。常にキレイにしていたい方と、とりあえず洗い物はするけれど片付けは後回しでいいという方など、考え方が違えばキッチンに求めるものも違います。自分たちにはどんなスタイルのキッチンが合うのか見極めてみましょう。

 

1.オープンタイプ
対面式キッチンでリビング・ダイニングを仕切る壁がいため部屋を見渡せる開放的なスタイル。

◎メリット
・リビングやダイニングを見渡せるので開放感がある
・作業中コミュニケーションがとりやすい
・キッチンで作業中もテレビを見たり、子どもやご家族の様子を見られる
・家族や仲間と一緒に作業ができる

 

◎デメリット
・遮るものがないので作業の様子が丸見えになり、常にキレイにしておく必要がある。
・調理中のにおいが部屋に広がりやすい
・油や水の飛び跳ねに注意が必要
・キッチン本体の価格があがる
など

 

 

2.セミオープン(セミクローズ)タイプ
対面式でコンロ前に天井までの壁・腰壁ができ作業中の手元を隠すことができるスタイル。キッチン前にカウンターを設けられるのでスペースの有効活用も可能。

 

◎メリット
・適度な開放感を保ちつつ、ごちゃごちゃした生活感を隠せる
・作業中に家族の様子を伺いやすい
・省スペースで設置ができる
・キッチン本体の価格を抑えやすい

 

◎デメリット
・オープンタイプほどの開放感は得られない
・作業スペースが少ない
・収納を多く取りづらい(間取りによる)
・オシャレさが低い
など

 

3.クローズドタイプ(I型、Ⅱ型、L型、U型)
三方向を壁で囲い独立した空間にしたキッチン。調理過程で必要なものが散らかっていても気にすること無く作業に集中でき、使いやすいモノの配置にまとめることができるので、料理好きな方に好まれることが多いスタイルです。


スタイル03

 

◎メリット
・個室なので作業に集中しやすい
・調理過程で出る匂いや油ハネなどが気にならない
・他人に見られることがないので片付け状態を気にしなくて済む
・空間そのものを収納として扱える

 

◎デメリット
・個室にするのである程度のスペース(広さ)が必要。
・小さなお子さんがいるご家庭では調理中子供の様子が気になってしまう
・調理しながらのコミュニケーションが取れない
・間取りによっては配膳の動線が長くなる
など

キッチンのスタイルそれぞれにメリット・デメリットがありますので、これらを踏まえてどうするかを考えてみましょう。

 

 

 

作業効率がUPするワークトライアングル

kitchen-1689966_640

キッチンには作業しやすい理想的な配置”ワークトライアングル”が存在します。使いやすいキッチンにするためにアメリカで開発された理論で、何にでもすぐに手が届くように、と考えられている最適な作業動線のことです。合理主義のアメリカならではの考えともいえます。

ワークトライアングルとは【水まわり】【火まわり】【冷蔵庫】の3点を線で結ぶとできる三角形。

 

このトライアングルが正三角形に近いほど作業性が良く、3辺の合計が3.6~6.0メートルの範囲にあると、それだけで使いやすくなるのです。

ワークトライアングル01

「シンク・ガスコンロ」間の辺の長さは、120〜180cm
「シンク・冷蔵庫」間の辺の長さは、120〜210cm
「ガスコンロ・冷蔵庫」間の辺の長さは、120〜270cm

 

 

 

この範囲を超えると動きに無駄が出てしまい、短くなると配膳や収納の時のスペースが狭くなり作業効率が下がると云われています。

 

キッチンひとつとっても様々な形状、プランニングが存在します。単にキッチン本体の機能性やデザイン性だけを見るのではなく、間取りにどうのように組み込んでいくかもしっかり考えることが必要です。

 

>次回は「空間に似合うキッチン空間のつくり方」についてです。お楽しみに!

 

 

こちらも合わせてご覧下さい↓↓

料理を楽しむキッチン空間のある家
家事がはかどる間取りの工夫
カフェみたいな間取りの家

 

 

 

 

 

Share

おすすめ人気記事


トリニティハウスに発信致します。
よろしいですか?